こんにちは^^
昨日、朝起きれない子供たちへの対応についてブログに書きました。
朝起きれない原因はたいていが夜更かしのなのですが…
その子供の夜更かしの「何に」フォーカスしていますか?
おそらく多くの方が、夜更かし中にしている子供の行動だと思うのです。勉強で夜更かしをしている場合、夜更かしをやめて欲しいと思いますか?実は、夜更かし中に子供がしているゲームやスマホに対してフォーカスしていることが多いのです。
もちろんブルーライトの影響が全くないとは言いません。でも、そこに執着してしまうと親としては「負の感情」しか湧いてこない。ゲームやスマホをやめて欲しいのか?早く寝て欲しいのか?一緒のようで違うのです。
なのでまずは、「何故、我が子は眠くならないのか?」
その理由にフォーカスしていくことが、子供の夜更かし改善の近道になるのです。
人が眠くなるには、様々な要素が絡み合うのですが、子供の場合はメラトニンとセロトニンというホルモンがきちんと分泌されているかどうか?が大切な鍵となってきます。
「メラトニン」とはいわゆる睡眠ホルモンと呼ばれているくらい、眠りには大切なホルモンであります。このメラトニンを夜になって体内から分泌させるには、昨日のブログでお伝えした「太陽の光を浴びること」が絶対に必要なのです。
さらに「セロトニン」というホルモン、幸せホルモンとも呼ばれていますが、このセロトニンは、夜になるとメラトニンに変換されますので、通常のメラトニンにプラスされ、さらに心地よい眠りに導いてくれるのです。
人は、誰かの役に立つことをしたり、嬉しいことがあるとセロトニンがたくさん分泌されるようになります。さらに心理的効果から心地よく、安心して眠れるようになるのです。恐らく、ゲームやスマホに固執しなくなります。
学校での体験や家での出来事…子供が誰かの役に立てるよう、又は既に誰かの助けになっていることを優しく伝えてあげるだけでセロトニンは分泌されていきます。
母:「〇〇手伝って〜」
子供:「やだ〜」
母:「・・・」
こんな構図が生まれてきそうですが、そんな時はお子様観察日誌をつけてみるのをお勧めします。どんな長所や得意なことがあるのだろうと頭で探し回ろうとすると見つからないものですが、客観的な観察の視点をその都度ノートに書き出してみると、子供の意外な一面が分かってきたりします。そこをお子様に伝えて手伝ってもらいお礼を丁寧に言う。そこで得られた、心が通う感覚は、すでにじゃんじゃんセロトニンが分泌されている状態です。笑
とにかく焦らないこと。
子供の行動に対して「負の感情」が湧いた時は、自分がどこにフォーカスしているのか客観的にみてみる。その上で、やっぱりお子様の夜更かしを何とかしようと思ったのであれば、太陽の光をきちんと浴びた上で、お子様の「セロトニン」分泌ポイントはどこなのか、しばらくリサーチしてみると良いと思います。
一体なぜ眠くならないのか?
メラトニンとセロトニンが体内から上手に分泌されていないから眠くならないのです。
毎日忙しい子育ての中で、つい「北風と太陽」の童話でいうなら北風として子供を何とかしがちですが、実は一番の近道は、焦らずに太陽の視点で子供と関わっていくことなんだと思っています。
今日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございました^^