充実した数分は、どうでもいい一時間より価値がある

おはようございます。

昨日のブログでご紹介させていただいた、
2歳2ヶ月の男の子の事例紹介^^

夜中に何度も起きて、ジュースやお茶を飲みたいと泣いて、ママのイライラもMAX…身も心も疲弊してしまった状況から、どの様に変化されていったのか…ということをブログに書きました。

その中で、ママが腑に落ちた瞬間が今日のタイトルなのです。


「充実した数分は、
どうでもいい一時間より
価値がある」


タイトルは、ドロシー・ロー・ノルトさんの有名な著書「子どもが育つ魔法の言葉」から、抜粋させていただきました。ドロシー・ロー・ノルトさんは、40年以上にわたって家族関係についての授業や講演を行い、家庭環境の子育てコンサルタントを務めていた方です。「子は親の鏡」という詩で、一躍世界的に有名になった方なのです。

その詩の中に、

「分かち合うことを教えれば、
子どもは、
思いやりを学ぶ」

という一節があります。

よく聞くフレーズ…「この子は思いやりがなくてどうしたもんだか…ほら、ちゃんと友達に分けてあげなさい!」つい、そんなことを子供に言ってしまうことありませんか?

でも、本当に思いやりをもった子どもに育って欲しいのなら、まずは自分(ママ)の心を与えることが大切であると書籍には書いてありました。

しかし、忙しい毎日…仕事に子育てに家事に…世の中のお母さんは、私も含めてヘトヘトかもしれない。

そんな時に心の励みにしてほしい、ドロシー・ロー・ノルトさんの言葉が、

「充実した数分は、
どうでもいい一時間より価値がある」
という言葉なんです。

少しだけその内容をご紹介しますね。

子どものそばにいてあげることは大切なことです。けれども、ただ一緒にいればいいかといえば、もちろんそんなことはありません。いやいやながらしかたなくやっているという態度を示せば、子どもにもそれが伝わります。

学校の朝礼で朗読をするようになった九歳のジュリアは、練習するのをお母さんにみてもらいたいと思いました。

「いいわよ」お母さんは二つ返事で答えました。「でも早くしてね。電話をかけなくちゃならないんだから」

ジュリアは急き立てられているような気分になりました。そして、だんだん気持ちが沈んできました。ジュリアはこう思ったのです。お母さんはわたしの詩の朗読なんてどうでもいいんだ。電話をかけることの方が大切なんだ…。

親が喜んで子どもとの時間を過ごせば、子どもにもそれが伝わります。一日のうちたとえ数分でも、その子にだけ注意を集中させる時間を必ず作りましょう。そんな親との一時は、子どもにはかけがえのないものなのです。

1分でもいい。

今で言うならその子に「全集中」してみる時間を作ってみる。


可愛いと思えなくたっていい。「可愛いと思わなきゃ」と思っている地点で全集中ではないのだから。


どう思わなきゃいけないとかではなくて、とにかく自分(ママ)の、目・耳・口・心・体・魂…もう全てを目の前の子どもに向けてみる。そして話を聞いてみる。10秒からでもいい。


何かそこから大切な答えが見つかりそうな予感がします^^

忙しい時こそ、24時間の中の5分だけでも子どもに「全集中」してみる。できれば、寝る前にそれができたら、子どもたちはきっと安心に包まれながら眠りにつくのだろうな〜。仮にそのあと寝なくて、どかーんと怒ってしまったとしても、その前の貴重な5分は必ず子どもの脳裏に刻まれていると思うのです。

5分でいい。
見返りを求めないでママの心を与えてみる。

一緒にやってみませんか^^

  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!