とりあえずこの1時間を乗り切ろう…

こんにちは^^
科学も非科学も大切にしたい
小児科看護師 しんすねです。
冒頭の言葉は、双子育児をされているお母様のリアルな声です。
だいぶ前のことにはなりますが…
都内某区から、双子育児支援の座談会講師を依頼されたことがありました。でも、私は実際に多胎育児を経験したことがありません。
なので、睡眠コンサルタントの資格取得時に一緒に勉強した同期の、双子のお母さんであるNさんに声をかけさせていただき、多胎育児の実体験を聞いてみることにしました。
私は長女が2歳の時に次女を出産しました。
子どもは愛おしいはずなのに、あまりにも生活が一変し動揺した記憶があります。
えっ?何これ?
えっ?こんなに大変なの?
えっ?私はいつ休めばいいの?
当時は訳がわからないまま、とにかく毎日が必死だったことを覚えています。
多胎育児のリアル…
インターネットで検索するとある程度はイメージできますが、
「とりあえずこの1時間を乗り切ろう」
Nさんが仰っていたその言葉が、
私の胸に深く刺さりました。
幼稚園に入ったら…
小学校に入ったら…
少し楽になるよ…という
その3年があまりにも遠すぎて、
とりあえずこの1時間をなんとか乗り切ろう
そうやって日々の育児を積み重ねてきたそうです。
Nさんはこんなことも仰っていました。
最近は「がんばらなくていいんだよ」とよく言うけれど、「がんばらないと1日が終わらない」と。
飲ませて
食べさせて
取り替えて
寝かせて
とにかく子どもたちの「命」を守るために
がんばらないと立っていられない。
そんな心の声が聞こえてくるようでした。
すごいな…
「命」を守る
その源に真っ向から
向き合ってる。
向き合わざるを得ないのだろうけど、真っ向から向き合うって、並大抵の覚悟がないと簡単にできるものではない…
そう感じました。
私の想像を遥かに超えて
大変なのだろうけど、
多胎育児をされている方々の
強さと覚悟と愛の源泉が溢れていて、
私にとって、とても大きく深い学びになりました。

どんな子育ても…
こんな子に育って欲しい
立派に育って欲しい
社会的な子に育って欲しい
様々な親の想いがあるけれど、
やっぱりその原点は
「命」をリスペクトし
守り抜くこと。
そこは絶対に忘れてはいけない。
Nさんを通して改めて感じました。
多胎育児のリアルを教えてくださったNさん、
本当にありがとうございました!!
今日も最後まで読んでいただき
ありがとうございました^^