20時半に寝室に行くけど眠るのは23時半だった1歳8ヶ月の男の子(事例紹介)

こんにちは。

今日は事例紹介をさせてください^^

ご相談いただいたのは、1歳8ヶ月の男の子、Yくんのママ。20時半に寝室に連れて行っても眠るのは23時半…寝かしつけに3時間もかかり、ママはぐったりという状況でした。


いや〜ぐったりだと思います(涙)。


私の長女が23時過ぎまで起きていた頃を思い出しました(涙)。私は当時、夫とはたくさん寝かしつけの方法で揉めました。夫的には、23時過ぎに寝ているんだから23時まで遊ばせて寝室に連れて行けばいい…という派でした。無理やり寝かそうとするのはおかしい、子どもの自然な反応に任せればいい…という意見でした。


子どもの自然な反応に任せればいい…


それは、私の苦労を気遣ってくれて、子どものことも考えた夫なりの優しい配慮ではあったのですが、私の中では、どう考えても23時過ぎに3歳過ぎの子どもが寝るなんて、不自然極まりないと反感を覚えていたような気がします。


自然に寝てほしい、眠くなったら寝ればいい…


私だって当時はそんな気持ちでいっぱいでしたが、自然に眠れない、眠くなっても眠れない環境と、分からなすぎる子どもの睡眠に関する知識が、私や夫との仲を険悪にし、何よりも子どもに迷惑をかけていたなと当時を振り返ります。


ご相談いただいたYくんのママは、たくさんの本を読まれたり勉強はされていて、子どもは早く寝室に連れていかなければいけない(眠る環境を整える)、という思いから、頑張って生活リズムを整えてはいたのですが、なんせそこから寝るまでが、果てしなく長かった…


しんどくなりますよね(涙)。


初回お話をさせていただいた時に、ママがこんなことを仰ってくれました。

Yくんのママ:
色々と親身にお話を聞いていただき、今日だけでも気持ちが楽になりました。親子でストレスのないねんねチャレンジを楽しみたいと思います。

やっぱり、人に聞いてもらいその苦労を分かってもらえるだけで全然違う…



そしてその解放された気持ちが、子どもにも良い影響を与えていくのだと改めて感じました。



ここから先は、睡眠日誌を毎日つけていただき、ママの気持ちも共有していきました。日誌をつけることは、改めて本当に大切だと思っています。自分の気持ちや、子どもの様子を俯瞰してみれるからです。




突然ですが、「天気」ってコントロールできませんよね…

それと一緒で人の気持ちや感情もコントロールできないんです。コントロールしようとするから、話がややこしくなる。だから、「あ〜そうなんだ…」って、俯瞰してみてあげることが本当に大切で…



その俯瞰に「睡眠日誌」というツールを使います。そこに、必ず解決への答えが隠れています。それをママと一緒に見つけていきました。



そしてもう一つ大切なのが、睡眠の土台を整えていくこと。「疲れすぎると眠れなくなる」という子どもの身体の特徴を理解すると、なぜ、こんな遅い時間にハイパーで元気モリモリなのか?が分かるようになり、ママのイライラが断然減っていきます。



そして、TVも見せない!と硬くなに見せないようにするのではなく、他の遊びを取り入れてみたところ、TVに興味を持たなくなることも多いにあります。

Yくんのママ:
夜にお風呂遊びをはじめてから早い時間に眠れています。またTV以外で夜時間を潰せるので、TVでぐずることが減り、親子ともストレスが少なくなりました。子どもの身体の仕組みを理解し知るだけでも、同じことが起きてもイライラが減り、受け入れられるようになると感じています。出来ることから一進一退ですが、やっていきたいと思います。



こうやって、少しづつママの心が楽に、そして軽くなっていくのです^^




睡眠日誌も引き続きつけていただき、朝の光の環境や夕方の過ごし方などもアドバイスさせていただきました。すると、こんな嬉しいご感想をいただけたのです^^

この期間を通して、TVやYouTubeに頼る毎日より、Yと向き合える時間が増えました。最初はそんな日が来るなんて信じられませんでしたが、今はTVをねだらないまでに。何より、今この時しかない大事な時間をしっかり向き合って過ごせるようになったことが、一番のご褒美だなと感じます。

もちろん、睡眠自体が改善して、お互いのストレスが減ったことも嬉しいのですが、何よりもYの機嫌が良い日が増えたのが成果だなと感じています。元気に遊んで、寝て、それがご機嫌につながって、Yが楽しい毎日なのが本当に嬉しいです。

単なる睡眠アドバイスではなく、Yと私、そしてYと夫、家族がどう過ごしたいのかを改めて考えさせていただけた1か月でした。

本当にありがとうございました!

いやいや、私の方こそ、こんな嬉しい感想をいただけて、嬉しい限りです(涙)!本当にありがとうございます^^




最終的にYくんは、21時に寝室に入り、21時半にはぐっすりと眠れるようになりました。保育園で昼寝をたっぷりしているので、1日のトータル睡眠量で見るとVery Goot!!な感じです^^



この時期のお子様は…単純に就寝時間が遅いとか、TVばかり観ているとか、一見ネガティブな一面だけに目がいってしまうのですが、やっぱり全体的なバランスでみてあげると、ネガティブな事だけではないし、成長もたくさんしてるんですよね^^




なかなかママ一人では向き合うことが難しければ、ぜひお手伝いさせてくださいね!この時期のねんねトラブルをきっかけに、子どもと改めて向き合うことは、本当に深い意味で、ママにとっても子供にとっても一生の財産になると私は思っています^^

今日もブログを読んでいただき、本当にありがとうございました。

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