なぜ、ねんねトレーニングは挫折しやすいのか?

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ねんねトレーニングにどんな印象をお持ちですか?

多くのママやパパがトライしている「ねんねトレーニング」にどんな印象をお持ちですか?

とにかく子供を泣かせっぱなしにする…そんなイメージでしょうか?

私は、睡眠の勉強をしていなかった頃、本やSNSを参考にしながら長女の「ねんねトレーニング」に何度かチャレンジをしてみたものの、結果は1日や2日で挫折…そんな苦い経験の持ち主であります(汗)。

子供の泣きに耐え続けるって、親としては相当しんどいものがありました

「ねんねトレーニング」=「泣かせる」ではないということを知ってほしい

実は「ねんねトレーニング」って、赤ちゃんや子供が「自分の力で寝る方法」を知るということなんです。

大人は当たり前のように眠くなったら布団に入って寝ますが、赤ちゃんや子供はそうはいきません。
だから「自分の力で寝る方法」を教えてあげる必要があるのです。
中には敢えて教えてあげなくても、自分の力で眠れる子もたくさんいます。
でも、それが分からない赤ちゃんや子供の母親は、一緒に寝不足になりながら疲弊していってしまうのです。

では、「自分の力で寝る方法」は泣かせるだけなのか?というとそうではありません。

赤ちゃんや子供が上手に眠れない原因はたくさんあるからです。
まずはその原因を排除してあげることから始めていきます。

するとそれだけで、泣かずに自力で眠れるようになる赤ちゃんや子供もいますし、仮に少し泣かせる必要があったとしても最低限に抑えることができるのです。

まずは「ねんねトレーニング」=「泣かせる」ではないということをご理解いただけたでしょうか^^

泣かせっぱなしの「ねんねトレーニング」が挫折しやすいわけ

なぜ皆さんは「ねんねトレーニング」をしようと思うのでしょうか?
「ねんねトレーニング」が挫折しやすいわけは、そこにあります。

もちろん、寝かしつけが大変だから!とか、もうずっと抱っこしながら寝かせるのが限界!など理由はたくさんあると思うのですが、その奥にある本当の理由と向き合っていないと、大泣きする赤ちゃんを前に気持ちがブレブレになってしまうのです。

例えば…
抱っこでしか寝てくれないという現象に対して…

確かにしんどいのですが、そのしんどさやイライラの根本はなんですか?ということです。本当は夫に頼めたら大分楽になる、本当は食事を手抜きできたらもっと心穏やかに抱っこができる、本当は上の子がもっと言うことを聞いてくれたら抱っこしていてもイライラしない、本当は…

抱っこでしか寝てくれなくて限界という気持ちの裏には、抱っこしている時間に何もできないという欠乏感や孤独感が隠れているのですね。そして、その欠乏感全てをひっくるめて「抱っこでしか寝てくれない」というイライラやしんどさがモンスターのように膨れ上がってくるのです。

抱っこでしか寝てくれない…

に隠れている「核」となる自分の本音はどこにあるのか?
そこを見つけてあげないと、表面的な「抱っこでしか寝てくれない」という想いが膨れ上がってくる割には、そこを解決しようと行動しても、その行動自体がしんどくなり、挫折し元に戻るを繰り返すことになるのです。

ご自身の「核」と向き合った上で、やっぱり抱っこでしか寝てくれないのは困る!と自分の中で肚落ちできると、抱っこではなく自分の力で眠れるようになるアプローチをブレずに実践することができるようになり、さらにその結果も早く出るようになっていきます。

まとめ

もし赤ちゃんや子供のねんねトレーニングを考えられている方がいらっしゃったら、もう一度「私はどうしたいのか?」に、じっくり向き合ってみてください。すると、より現在のお悩みが明確になり、解決策が的確となっていきます。ねんねトレーニングは決して悪いものではなく、むしろ赤ちゃんや子供が眠る力をつけていく大切な過程だと思っています。ただ、そこに取り組むためには、その奥に潜んでいる親の本当のしんどさに目を向けてみてあげると、ねんねトレーニングはするする〜っと上手くいくようになりますので、ぜひ試してみてくださいね!

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