「あげるもの」より「もらえるもの」に目を向けてみよう

こんにちは^^

今週は台風被害に見舞われた方々もたくさんいらっしゃったはず。


私が住んでる地域でも、突然竹のような激しい雨が降ったり止んだりと、とても不安定な天気でした。気圧の影響や、ここ最近の寒暖差で体調がいまいち優れない方や、機嫌が悪くて仕方ない子どもたちがたくさんいらっしゃるかもしれません。


風や雨の音が苦手な私の小学1年生の娘も不安だったようで…


「ねぇママ、風速14m/sってどのくらい?」と何度も聞いてきました。私もなんとか答えるのですが、どう答えたら少しでも安心してくれるだろうか…と考えるのですが、「怖いものは怖い」まずはそこに共感してあげることが大切よね〜とこれまたあれこれ考えてしまいます。

親だったら、誰でも我が子に「安心」を与えてあげたいと思うかもしれません。


そう、いろいろとあげたがります。


でもそんな気持ちが知らぬ間に「あげなきゃ」になってしまうのも親の常。


ちゃんと食べさせなきゃ、ちゃんと遊んであげなきゃ、たくさん愛情をかけてあげなきゃ、抱っこしてあげなきゃ…きりがありません。


でも実は、あげることばかりに気をつかっていると、子どもをお世話する以上の膨大な疲れを身にまとうことになってしまうのです。


母親としての責任感は、子どものお世話以上に母親を疲弊させます。もちろん、責任を持たなくて良いという話ではなく、その責任感に支配されてしまっていないか、今一度考えてみてくださいね。


言語的なコミュニケーションが難しい乳幼児期の母親は特に、「あげなきゃ」に支配されやすく、心の疲労度も大きいと感じています。


だから、もっと子育ては力を抜いていいよ^^
と、最近はよく言いますが…


現実はなかなかそう簡単に力って抜けないものです(涙)。


まずは力を抜けない自分、力を抜こうとしている自分、どんな自分もジャッジしないところからはじめて見ましょうね^^


そして可能であれば、一人時間を持つ(トイレの中でもOK)、美味しいと感じるものを食べる、美容院に行く、ヨガをする、瞑想をする、深呼吸をするなど、1分でもいいからご自身が「ホッと」する瞬間を意図的に作ることはとても大切だと感じています。

ただ、それらが難しい場合、もっと簡単に母親の心をチャージできる方法があります。


それは、目の前にいる自分の子どもに触れてみること。


「あげなきゃ」という責任感から自分を解放させ、ただただ、目の前の子どもに触れてみる。



自分が目の前の我が子から元気を「もらう」んです。



子どもの匂い、ふわふわな髪の毛、ぷにぷにな手、曇りない瞳、やわらかい肌、生え始めた歯、よちよち歩いているその足元、力強い泣き声…ただただ感じてみてください。


なんとかしようとしなくていい、ただただ感じて触れてみることを、自分に許可してみてください。


何も考えずに子どもに触れていると、なんだか「ホッと」する感覚を取り戻してきます。そしてなんとも言えない幸福感がじわじわやってくる。これはみんな、毎日頑張ってるママへの神様からのプレゼントだと思うのです。

それでもやっぱり疲れてイライラしてしまう時もあると思います。



さらにそんな時に限って、子どもはママから離れなかったり、スムーズに寝てくれないものです。


そんな状況にますますイライラしてしまう自分…そして「私はキャパが狭いから」とご自身を卑下してしまう。そんな方は、人よりも責任感が強く優しさに溢れた方なんだと思います。


どうかご自身を責めないでいただきたい。


そして、どうして自分が疲れている時に限って、子どもはそんな行動をとろうとするのか?考えてみたことありますか?



実はね、「ママを心配している」からなんです。



ママが優しくしてくれないからではなくて、ただ純粋にママが心配なだけなんですよね〜



ママが心配で
うかうか眠ってられないだけなんです。笑


ママが大丈夫かなって、
心配で近寄ってくるだけなんです。笑




そんな時こそ、改めてその背負っている責任感を自ら解放させ、何も考えずに子どもに触れてみてください。そしてホッと安心してみてください。




安心に根拠は要りません。安心するかしないかは、自分が決めればいいだけ。


しばらくすると、子どもはママから離れて、きっと一人で遊び始めます。


しばらくすると、子どもはママが安心したことを察知して、安心して眠っていきます。



「あげる」ことが辛くなった時は
先に「もらって」もいいんです!

目の前にあるママだけの大切な宝物、
たくさんもらってあげてください。

その方が「あげる」ことよりも、

子どもはよっぽど喜びます^^



良かったら覚えておいてくださいね。

今日も最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました!

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